【HSP】就職したのがブラック企業でした。

仕事

こんばんは!ty.です!

私は現在営業サポート事務をして4年ほどになります。

学生の頃は幼児教育の分野を学び、保育士の資格も取得しましたが就職したのは美容業界。

入社3ヶ月で前職を辞め、2ヶ月の無職期間を経て現在の仕事に就きました。

 

人にモノを買わせる営業職は合わなかった

前職の詳しい話はまた違う記事にしたいと思っておりますが、施術を行いながら物販や延長契約を取るという営業寄りなサービス業。同店舗に所属していた営業成績全国一位の先輩は「いかに気持ちよく大きいお金を払わせるかを考えるのが楽しい」と言っていたし、私自身それはそれで楽しかったのですが人気の脱毛サロンだったので多くの同世代のお客様がカウンセリングや施術にいらしていました。

お金に余裕がない中保護者の方にお金を出してもらったり、自分でアルバイトをしてローンを払っているお客様に、次々と新しい契約を結ばせるのが申し訳なくて心が痛んでいたのを思い出します。でもそうしないと会社の経営が立ち行かなくなるし、、と毎日頭を抱えていました。美容業界って華々しく見えるし、実際お客様の払った高価なサービスに見合ったおもてなしをするために、見える部分に関しては高度な教育を受けていましたが、試行錯誤して自分なりの延長契約の売り文句を考えたり、汗だくで力仕事をこなしていたのもまた事実です。

当時は私も脱毛契約をしていない側だったので、研修で覚えた知識をあたかもプロかのようなそれらしい口調で繰り返し唱えていました。研修でめちゃくちゃ光を当てまくったので、3ヶ月の在籍期間のうちにだいぶ効果が出たのもいい思い出です。ちなみに辞める2週間前くらいに医療脱毛の全身・全顔のし放題コースを契約してしまったので、無職期間は気が気ではありませんでした。

ご利用は計画的に、とはまさにこのことですね。

今となっては脱毛業界(特に美容脱毛)は自転車操業的であることが浮き彫りになってきましたし、急な倒産という話も実際に友人が経験していたりするので、早い段階で比較的安全な業界(インフラ関係)に移ってきていてよかったと思います。災い転じて福となす?雨降って地固まる?そんな感じ。当時は手取りの給料の高さにしか目が行かずに、業界全体の将来性を考えていなかったのですが、社会経験の乏しい10代の時期にそこまで見通しを立てて考えられる人の方が稀有な存在だとも感じます。コロナ禍で世界が変わるなんて誰も想像していませんでしたから。

 

転職活動失敗→親のコネでそこそこブラックな企業に入社
そんなこんなで入社3ヶ月で会社を辞め、せっかく転職するなら事務職をしたい!と転職サイトを利用して転職活動を始めたわけですが、短大卒のキャリアも学歴もない私を雇ってくれる会社なんてあるはずもなく。丸1ヶ月経ったところで父親の知り合いの働く会社に入社させてもらうことになりました。
問題はここから。
  1. 年間休日は100日
  2. 給料が安い
  3. 熱があっても受診後出勤(コロナ前)
  4. 若手が体調を崩すと妊娠したのかと聞かれる
  5. 仕事の能力よりも気を遣えるかでボーナスの額が決まる
  6. ネイル・髪色のチェックが入る
  7. 体型をネタにされるのは日常茶飯事(太っていても痩せていてもです)
  8. 既婚者に家族計画を聞く

 

その他諸々、言い始めたらキリがないくらいやばい会社です。ちなみに今も在職中(笑)
縁故入社なので結婚でもしないと辞められませんが、今のところその予定もなくだらだらと続けています。転職活動も体力と気力が削がれるので疲れてしまいます。難しい。
私はまだ得た事のない「職歴」を得るためだけに精神をすり減らしながら働くことしかできませんでした。
ですがそれから丸3年以上が経ち、営業さんや上司からも信頼して仕事を任せてもらえるようになった今、自分の強みについて考えることが増えました。
周りからの評価を気にすることで生まれた、気付きの多さが武器になる
周りの目を気にしすぎてしまうのは欠点であると考えていたけれど、私の長所でもあります。というか、長所だと思えるようになりました。
上司や営業さんの機嫌を伺っている分、気を遣える人間だと思ってもらえるし(笑)
考えることが多い分、気付くことも多いのです。
先述した前職の先輩の言葉をなぞるようで恐縮ですが…
「サービスマンという人的資本にいかに気持ちよく働かせるかを考えるのが楽しい」
そんな感覚です。
気持ちよく働かせることを考えることと同時に、事務員としてブレない軸(締日を厳守する・規則に従う・事務方の都合を軽視しない等)と自分の意見をもち、必要に応じてしっかり相手に伝えることはとても重要です。
誰でも出来る仕事だからこそ競争率も高いのでしょうし、楽をしようと思えばいくらでも手を抜けるからこそ、どこまでプロ意識を持てるかが勝負だと思っています。
毎日の仕事のなかで常にモチベーションを保って働くのは難しいですし、実際気持ち的に落ちることも少なくありませんが、小さな自信を数多く持っておくことがメンタル保持のために有効であると思っています。
どうせ働かないといけないのなら、その時間で自分を高めていきたいですよね。
明日もまた仕事!頑張ります!!
おしまい。

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